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ルアンパバーンでゲロを吐く

バスでさらに北上すること、10時間。ビエンチャンの北に位置するルアンパバーンという町に来た。

ビエンチャンに輪をかけて静かな町だが、昨晩はどこかで大音量でかけている音楽が朝方までやまず、あまり寝れなかった。

それより何より、バス旅で疲れた体を休めようと、宿の近所のサウナに出かけたら、2ラウンド目で停電になり、少しのぼせてしまったところに、ラオビアを大瓶で2本流し込んだところ、夜中気持ち悪くてゲロ吐いちゃった。なにやってんだか。
普通、長旅の後、人はやつれて少し体重が減ったりもするのだろうが、私の場合、確実に太って帰りそうな気がする。だって何を食ってもうまいんだもーん。

今日はレンタサイクルを借りて街中を散策した。バイクにしてもチャリにしても、ラオスぐらい交通量が少ないとなんとか走れるが、ベトナムや中国はちょっと怖くて、やだなぁ。

ラオスは仏教国だけあって、見所というと寺が多いわけだが、そこは元お遍路チャリダーなので飽きることもなく寺巡りを楽しんでいる。美しい上座部仏教の塔や寺院は、日本や中国とはまた趣が違うが、境内の大きな木の下でくつろぐ時間は、どの国でもかわらず穏やかで心癒される。

明後日は、さらにバスで北上し、フェイサイという町を目指す。そこからルアンパバーンへボートでメコン川くだりを楽しみつつ帰ってくるつもりだ。ついでにタイへの入国ができる税関があるので、いったんタイへ出て、ラオスの滞在可能日数をリセットするつもりだ。

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