写真は蘇州の観前街のものだ。正月用の飾り物がたくさん売られていて、大勢がそれを買い求めていた。古い風習が、ここでは日本よりもまだ大事にされている。
干支は牛で、その辺は共通だということでいいのかしら?
正月中はほとんどの店が休みで、街も人気が少ない。安い安食堂を探すも、営業しているのは高級レストランか、マックかケンタッキーだけだ。飯代がかさむ。
デカいスーパーが営業していた。日用雑貨から、生鮮食品まで何でもそろう便利な店だ。とりあえずお茶を購入した。魔法瓶を持参しているので、宿のお湯を利用して、お茶を飲もう。夕飯はここで買って、こっそり持ち込んでも良いかもしれない。持ち込みが、良いか悪いか知らないが。
南京の地下鉄は、まだ縦の一本しか走っておらず、不便だ。上海はほぼ市街の全域をカバーしていて便利だった。南京の地下鉄の切符は、台湾同様、コイン方式だ。上海は名刺サイズのカード方式だった。
トイレ事情も南京の方が良くない。南京駅の外に設置されたプレハブ・トイレが一回一元。上海の約倍だ。まぁ上海でも一元の場合もあったかと思うが。
料金云々より、まず南京の標準的な公衆便所の"大"のコーナーのドアには鍵がない、か、もしくはドアそのものがない。まるみえで並んでう○こをしている様は、なかなか圧巻である。四番目の写真の場合、真ん中の溝に水が流れていて、そこに排便する。
ちなみに宿のトイレの"大"のコーナーは洋式で、ちょうど座った目線の高さにしか、隣との敷居もドアもないため、最中に人が入ってこようものなら、完全に目が合うし、横を見ても、隣のヤツと顔を合わせることになる。もちろん女子トイレも事情は一緒である。
まぁ男は日本でも小便なら、並んでするわけだから、大して気にもならないが、女子は大丈夫なのか非常に気になる。
上海でも南京でも、宿や公共機関のスタッフには英語が通じる人間がいる。問題は私が話せない、もしくはしゃべっても通じないことだ。一生懸命、英語で話したつもりが、相手に「Can you speak English?」と言われたりする(笑)。でも南京のチケット売場では、英語とメモでほぼ希望する列車のチケットが購入できた。とにかく話すことだ。
レストランや安食堂では、英語はまず通じない。元気いっぱい「ニーハオ」だけ言って、あとは身振り手振りで、なんとかする。笑いがとれたら、こっちのモンだ。挨拶って、やっぱり大事だ。どこでも、どんな場面でも。