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ワット・プー デッド島





パクセから乗り合いのトラック改造バス(ソンテウ)に乗り、最寄のチャムパサックという村まで行き、そこの適当なゲストハウスに宿を取って、その日に自転車を借りてワット・プーへと向かった。
チャムパサックからワット・プーまでの道は自転車で40分ほどだったが、日々の怠惰な生活がたたり、めっきり鈍った体には少々重荷であった。道すがら子供たちや村人たちに「サバイディー」っと声をかけてもらえるのだが、笑顔を返すのが精一杯。こちらからご挨拶せねばなるまいになぁっと思いながらも、鈍った心と体は下を向いてしまう。

ワット・プーは、よく言えば素朴な、悪く言えば見応えのない朽ちた遺跡であった。木材で補修された姿は痛々しく、世界遺産と呼ぶには寂しい気がした。しかし遺跡に残された幾つかの彫刻は、時代の流れと栄華を思わせ、興味深かった。

翌日はチャムパサックを離れ、シーパンドン(4000island)へ。メコンはラオスの南で川幅を大きく広げ、たくさんの島と瀑布が点在する大河へと姿を変える。幾つかある島々の、私はデッド島というところに滞在している。静かなのんびりしたところを想像していたが、残念ながらお隣さんの音楽は朝方まで止まず、少々寝不足だ。まぁ楽しみ方は、人それぞれだ。人の少ない静かな場所を望むなら、それに値するだけの支出をすれば手に入れることもできる。
自転車で橋でつながれたコン島にいってみたが、こちらのほうが人が少なそうなので、明日は移動しようか悩んでいる。

ここにきて、ヘッドライトを宿に、ガイドブックを寺に置き忘れ紛失し、腕時計はメコン川で泳いだ際に壊れ、ついでに財布をポケットに入れたまま水泳してしまった。
だめだこりゃ。

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