カルッカッタ。っと呼んだほうが、なじみがある人の方が多いのだろうか。しかしいまでは「こるかた」に読み名が変わったそうで、バンコクにいてもほとんどの人が、そのように呼んでいた。
とりあえず無事、空港から宿までこれた。最初の難関は突破っと言いたいところだが、コルカタの空港は閑散としていて、意外なほど"引き"もなかったので、ちょっと肩透かしの間も否めない。空港からは、バンコクで紹介してもらった韓国人のヂョンミン君と、空港ロビーで声をかけた欧米人のおっさんと三人で、サダルストリートという安宿が集中しているところまでタクシーに乗った。
運転手は無口で、ときどき人やバイクを引きそうになりながら、アグレッシブなドライビングテクニックを披露してくれた。助手席の私はそのたびにひやひやしながらも、窓を流れる雑然とした風景に見入った。インド人、カラス、牛、犬、インド人、インド人。あたりまえだが、見渡す限りインド人だ。来たねぇー、インド。ぎょろりとした彼らの目を飽くことなく見つめ、見つめられながら、私はインドを行くのだ。
とりあえずしばらくはコルカタだ。暑いし、のんびりするよ。
とりあえず無事、空港から宿までこれた。最初の難関は突破っと言いたいところだが、コルカタの空港は閑散としていて、意外なほど"引き"もなかったので、ちょっと肩透かしの間も否めない。空港からは、バンコクで紹介してもらった韓国人のヂョンミン君と、空港ロビーで声をかけた欧米人のおっさんと三人で、サダルストリートという安宿が集中しているところまでタクシーに乗った。
運転手は無口で、ときどき人やバイクを引きそうになりながら、アグレッシブなドライビングテクニックを披露してくれた。助手席の私はそのたびにひやひやしながらも、窓を流れる雑然とした風景に見入った。インド人、カラス、牛、犬、インド人、インド人。あたりまえだが、見渡す限りインド人だ。来たねぇー、インド。ぎょろりとした彼らの目を飽くことなく見つめ、見つめられながら、私はインドを行くのだ。
とりあえずしばらくはコルカタだ。暑いし、のんびりするよ。