プリー行きの切符が現在、若干の値上がりをしているため、またコルカタに停滞している。さすがにダラダラするのも飽きて、先日は二日続けてガラにもなく、マザー・テレサ由来の教会へ行き、ボランティアとして介護施設へ派遣されてきた。 二日間とも一日限りの体験コースのような形で訪れたため、シスターの指示する施設へ派遣され、簡単なお手伝いのみをしてきたが、ほとんど言葉の通じない被介護者やスタッフとなんとかコミュニケーションをとりながらのボランティア体験は、とても良い経験だった。そしてマザー・ハウスのシスターも、また施設の誰もが見物客のようなボランティアを温かく迎えてくれた。 さすがにインドらしく、施設のサービスは若干、雑(笑)なのだが、被介護者の方々は、私の見る限り快適そうに見えた。また女性と男性が完全に分けられているのも、インドらしいなぁっと思った。二日間とも、被介護者の男女は顔を合わせることすらなかった。