屋久島に別れを告げ、昨日は枕崎にむかった。北海道で出会った一人の旅人に会う為だ。
島根発日本一周チャリダーの彼とは富良野で知り合い、北の果て知床で一度再会した後、三度、今度は南の果て枕崎での再会となった。枕崎は彼の実家なのだ。
島根発日本一周チャリダーの彼とは富良野で知り合い、北の果て知床で一度再会した後、三度、今度は南の果て枕崎での再会となった。枕崎は彼の実家なのだ。
当然、久しぶりなのは私だけじゃなく、彼の家族もそうであり、水入らずの空間にお邪魔するのは、気が引けたが、日本一周を果たそうとしている"漢"の顔を今一度みておきたかったのだ!
そんなことを言うと、彼はきっと笑いとばすだろう。そこにいたのは、気負いも照れもなく、相変わらず揺らぎっぱなしの私の懐を、いとも簡単に掴んで離さない最強の笑顔だった。
そう、旅人はいつだってそうだ。私はいつも彼らの笑顔に澱んだ心をくだかれる。
道を往く人よ、いつかまた会おう!いつだって私たちは旅人だ。
今朝、枕崎からの帰り道、雄々しくそびえる薩摩富士が見送ってくれた。